こんにちは。40代リスキリング挑戦中のわーこです。
日々仕事頑張ってる中で、ふと自分のキャリアについて考えることってありますよね。
本記事ではそんなとき活用できるWill Can Mustフレームワークについてご紹介します。
過去に私も活用して自己分析を行い、現在のリスキリングにつながっています。
自分はこのままの仕事を続けていったが良いのかなと改めて考えるときなど、ご活用ください。
Will Can Must フレームワークとは?
Will Can Must フレームワークとは自己分析に活用するフレームワークです。
キャリアを考える際に使われることが多いです。
以下3つをそれぞれ書き出して、改めて自分で眺めてみることでの気づきを得たり、これらの掛け合わせで今後のキャリアについて考えていくという使い方をします。
- Will :やりたいこと
- Can :できること
- Must :すべきこと
下の絵のようにベン図で概念を表されることが多いです。
最終的にはWillとCanとMustが重なっているところを目指していくと良いのではというものです。
Will Can Must 書き出し事例
Will Can Mustを書き出していきます。
紙にでも良いですし、デジタルのメモなどでも良いです。
少しでも思い浮かんだことがあれば、とりあえず書き出します。
Will:やりたいこと
自分の現時点で好きなこと、将来こんなことやりたいなと思っていることなどを書き出します。
例えば、こんな感じ。(私の例)
- 一人で黙々と仕事するのが好き
- ソフト開発に関わる仕事がしたい
- ポータブルスキルを獲得したい
- リモートワークで働きたい
Can:できること
自分の保有している特技やスキルだけでなく、人より得意なこと、今までの経験などを書き出します。
例えば、こんな感じ。(私の例)
- 議論をまとめること
- 目指すべき方向を示すこと
- プレゼン
- 現在進めているプロジェクトへの知見
Must:すべきこと
自分の現在の環境で求められていることを書き出します。社会人であれば現在の仕事の目標、学生であれば現在の学業の目標(受験)とか。
例えば、こんな感じ。(私の例)
- 現在進めているプロジェクトをゴールに持っていくこと
- チームのマネジメント
Will×Can×Mustの考え方
書き出してみたところでWillでもあり、Canでもあり、Mustでもあるという状態が理想になります。
自分がやりたいこと(Will)であり、現在携わっている仕事でも必要とされていること(Must)だけど、まだ自分にはできないことがあれば、これをできるように(Can)にしていくというのが目標になります。
自分がやりたいこと(Will)ではないけど、仕事でも必要とされていて(Must)、かつ、できる(Can)という状態であれば、モチベーションがない状態であることも想定できるので、モチベーションを求めるのであれば、自分のWillをMustとされるところに仕事を移して、Canの状態になるようチャレンジするというのも考えられます。職種変更や転職などはこれにあたりますね。
WillでもありCanでもあるけど、Mustではないという場合にも、自分のスキルを活用できる場所、環境に移ることが手になります。
私の場合の活用事例
私の場合は、上述したようなWill,Can,Mustだったので、自分がやりたいこと(Will)ではないけど、仕事でも必要とされていて(Must)、かつ、できる(Can)という状態でした。
まだ長い仕事人生、将来を考えたとき、私はずっとこのままで後悔しないのかと考えました。
自分が出した結論は「自分のWillがMustとなっているところに仕事を移して、Canの状態になるようチャレンジする」ということでした。
現在、新しい職種のソフト開発で、40代でリスキリングに挑戦中です。
終わりに
Will Can Mustのフレームワークは自分のキャリアを考えるのにとてもシンプルでわかりやすいフレームワークです。
一度活用して自己分析してみることは自分を知るきっかけになるので、ぜひ実施してみてください。
私はWill Can Mustフレームワークを実施した上で、ほかの自己分析手法についても併せて活用しています。
おすすめの本『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』で八木仁平さんが提唱されているメソッドを実践してみた際の記事もありますので、ぜひご参照ください。
本記事も最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪