手帳を活用してみようと思っているけど、具体的には手帳に何を書くべきか?悩んでいませんか?
仕事や家事で忙しくて、手帳に書くような予定が無いから書くことないとか、スケジュール管理はデジタルツールでやってしまうから手帳なんていらないと考えていらっしゃる方も多いかもしれません。
私は自己管理や目標管理のツールとして手帳やノートを活用していて、手帳は自己成長を目指すのに必須のツールと考えてます。
本記事では、特に手帳を使う目的は一旦置いておいて、単純に手帳に書く内容の候補をリストアップしてみました。手帳を使ってみようかなと検討してみる最初のヒントになると思います。
手帳に書く内容の候補17個と私の使用例
17個のリスト
ご紹介する候補は以下です。
- スケジュール管理
- タスク管理(To-Doリスト)
- 目標管理
- ダイアリー(日記)
- メモとアイデア
- 読書リスト
- 感情記録
- 行動記録
- 家族記録
- 健康記録(運動記録や食事記録)
- 財務関連情報(家計簿)
- 連絡先(アドレス帳)
- プロジェクト管理
- 好きなもの・ことリスト(コーピングリストなども)
- 学習記録
- 家庭用事(買い物メモなど)
- トラッカー
それぞれの候補の内容説明と私の使用例
それぞれについて、内容の説明と私の使用例などをご紹介していきます。
スケジュール管理
プライベートの予定、仕事の予定、イベントなどを日付と時間に基づいて記載します。
手帳にスケジュールを書き込むことで、予定が把握でき、時間の使い方を最適化することができます。重要なイベントや予定を見落とすことなく、効率的に日々を過ごすことができます。
手帳と言えば、活用方法として一番にイメージするのがスケジュール管理ですが、私はスケジュール管理は(アナログの)手帳ではなく、GoogleカレンダーやTimeTreeなどのデジタルツール(アプリ)を活用しています。スケジュール管理は家族や同僚と共有できる方が便利なので。
タスク管理(To-Doリスト)
特定の期間内に完了する必要のあるタスクの管理をします。
当日や週ごとに行うべきタスクをリストアップし、完了状況などを管理していきます。タスクの優先順位を付けたり、進捗状況を追跡したりすることで、効率的に仕事を進めることができます。
私はタスク管理はバレットジャーナルという手帳術で実施しています。別の記事で紹介しているので、ご参照ください。
目標管理
長期的な目標を設定し、目標に向かって進捗を管理します。
目標(夢)を具体的に定義して、それらを達成するためのアクションプランを作成します。
目標を定期的に見直し、必要な調整を行うことで、自己成長や達成感を得ることができます。
私が夢に向かって目標設定や計画を立てていくのにおすすめの手帳術はGMO熊谷さんが提唱されている手帳術です。別の記事で紹介しているので、ご参照ください。
ダイアリー(日記)
日付ごとの出来事や感想、気づき、感情などを書き留めていきます。
日記を手帳に書き出すことで、日々の思考や感情を整理することができるほか、過去の出来事や感情を振り返ることで、自己理解を深め、心の健康を保つことができます。
たくさん書くのは続けられなそうという方でも、1行日記や3行日記などの短い日記を続けていく手法もあります。
続けていくことが大事です。続けていくことで自分の思考の癖を発見し、対処していくこともできます。
私は日記はその日あったことや気づいたことなどを1~5文程度で記載しています。
私の一言日記の事例は以下の記事でも紹介しているので、ご参照ください。
メモとアイデア
思いついたアイデアや関心事、重要な情報を書き留めておきます。
手帳にメモやアイデアを書き留めておくことで、後で参照することができ、新しいアイデアを整理し、実行に移すための素材を集めることができます。
自分の第2の脳という位置づけでもあり、書き出して忘れることで脳のメモリをクリアにして、創造的なことに脳をフル活用できるというメリットもあります。
私はA5ノートをなんでも思いついたことを書き出すノートとして活用しています。
読書記録
読書の記録として、本の概要、読んでみての感想を記録します。
読書リストを手帳に書き出すことで、読んだ本の内容を振り返りできるとともに、自己成長や知識獲得のためのモチベーションを育てることができます。
私は読書手帳として専用に1冊活用していて、読み始めた日と読了日、読んだ媒体(Audibleでの耳読書なのか、Kindle本なのかKoboなのか、紙本なのか)も記載しています。
1年間で何冊読んだとか、1週間に何冊のペースで読めたとか、振り返った時の満足感があります。
感情記録
その日の自分の感情に焦点をあてて感じたことを記録します。
日々の気分や感情の変化を追跡することで、感情のパターンやトリガーを把握し、心の健康状態を管理し、必要に応じて対処することができます。
1日3つの良かったことを書き出す3GoodThingsなどが有名です。
私はその日の感情と行動をまとめて、ポジティブとネガティブをそれぞれ書き出して、その振り返りから次に生かすことを書き出しています。
行動記録
1日のうちにどのように時間を使ったかを記録し、時間の使い方を把握します。
日々の活動や習慣を把握することで、自分がやりたいことにどのくらいの時間が使えているか、無駄な時間は無いか、特定の行動パターンはあるかなどを発見し、必要に応じて調整します。
私は移動時間や睡眠時間なども含め、その日実施したことを24時間のバーチカル(時間軸)に記録しています。その上で自分にとって有用な時間にはカテゴリ別に色分けして振り返り、自分の生活をより充実したものにしていこうという意識を維持しています。別記事に実施例を記載していますのでご参照ください。
家族記録
家族のその日の出来事や行動を記録します。
家族の出来事や行動を手帳に書き出すことで、あとから振り返るとこんなことしていたなと子供の成長記録にもなりますし、あとから学校行事などの時期を調べたりするのにも役立ちます。
私は家族1人1人の記録を簡単に1,2行で記載するようにしています。別記事に実施例を記載していますのでご参照ください。
健康記録(運動記録や食事記録)
健康状態や健康目標を書き出し、健康管理を行います。
項目としては、体重、身長、運動量、食事内容、通院の予定などの健康に関する情報になります。
医療の専門家とのコミュニケーションや健康目標の設定に役立ちます。
私は健康記録、運動記録は後述のトラッカーで実施、食事記録はスマホアプリの「あすけん」を使っています。
財務関連情報(家計簿)
家計簿として家計の収支管理、貯蓄管理、保険や投資などの情報を記載する。
財務の健全性を維持することに加えて、将来の計画を立てるための情報として活用もできます。
私は家計簿は家計簿用のノートに記載したり、「Zaim」というアプリを活用したりしてます。
連絡先(アドレス帳)
重要な連絡先やアドレスを記録し、アドレス帳として使います。
これらはデジタルで管理されている方も多いかと思います。
私はデジタル派です。
プロジェクト管理
仕事のプロジェクトはもちろん、日常の中のプロジェクトを管理します。
記載する内容はプロジェクトの内容、目標、タスクリスト、担当者、期限、進捗状況などのプロジェクトに関する情報です。
日常の中のプロジェクトとは例えば旅行などです。
旅行計画を手帳に書き出すことで、旅程を整理し、忘れ物や混乱を事前に防ぐことができます。
私はガントチャートなどのフォーマットがある手帳をプロジェクト管理に活用したりしてます。
都度好きなノートや手帳に書き出すのが良いですね。
好きなもの・ことリスト(コーピングリストなども)
自分の好きなものや好きなこと、読みたい本や気になるものなどをリストにして書き出しておきます。
自分を都度あとから見返すことで、自分を客観的に知ることにつながります。
私のおすすめは以下のリストです。
モチベーションを上げたいときにいつでも見れるようにまとめておくのおすすめです。
好きな言葉リスト:本やメディアで目にした好きな言葉、モチベーションの上がる言葉などのリスト
コーピングリスト:実施すると気分が上がること、自分をご機嫌にする方法などのリスト
学習記録
学習した内容や成果を記載し、知識の獲得を管理します。
私は仕事で新しく勉強した内容やリスキリング中の内容を24時間バーチカルで記載しています。
1週間経ったらその週を振り返って、学んだこと、不明点などを書き出しています。
家庭用事(買い物メモなど)
家庭や家族のイベントなどのための購入必要品、日々の食料品や生活用品の買い物メモなどです。
私は手帳に書いたり、家の壁にあるホワイトボードに書いたり、デジタルのメモ帳に書いたり、どこか一か所にまだ定まってません。
トラッカー
特定の習慣や活動の進捗を追跡し、継続的な改善を促します。
特に習慣化するための効果的なツールとして、Habit Hracker(ハビットトラッカー)と呼ばれます。
自分が日々トラッキング(追跡)したい項目について、毎日○×などの記号や数値や特定の単語などで状況をつけていくものです。
手帳のマンスリーページなどでつけていくと1か月の状況が一覧できておすすめです。(ハビットトラッカー用の欄が用意されている手帳も多くあります)
私が具体的にはつけている(つけていたことがある)項目は、以下です。
おわりに
手帳って何を書くと良いのかな?という方向けに、手帳に書く内容の候補をご紹介しました。
私にとって手帳は自己管理、自己成長を実現するのに必須のツールです。
ぜひ本記事の内容も参考にしていただき、手帳活用していっていただけるとうれしいです。
本記事も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。